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今日は連休を利用して日頃気になっていた美術展を巡りました… |
まずは渋谷・bunkamuraザ・ミュージアムで開かれている「モディリアーニと妻ジャンヌの物語」展。日頃渋谷なんぞ全く縁のない場所ですが、大好きなモディリアーニ展が開かれているとあらば駅前の場違いな雰囲気など気になりません(^_^;)幸いbunkamuraの辺りは駅前に比べ落ち着いていてほっと一息です。内容はモディリアーニとその妻であり画家であるジャンヌの出合いから悲しい死別、そしてジャンヌの自殺までを二人の作品を通して綴ります。それにしてもモディリアーニの人物画、本当にはまるんです。何がはまるかって色、バランス、タッチ…すべて見ていてもどかしさが全くなく安心するんです。心が満たされるというか心にすーっと入ってくるんですね。三回も最初から繰り返しじっくり味わいました。期間中もう一回は行きたいですね(^o^) 携帯電話にて撮影 |
そして秋葉原で途中下車して萌え萌えジャンケンなんてもちろんしないで(^_^;)次に訪れたのが上野・東京国立博物館で開かれている「レオナルド・ダ・ヴィンチー天才の実像」展です。今日は噴水の水が気持ちよさそうでした。噴水の奥が国立博物館です。目的はもちろん若きダ・ヴィンチの描いた「受胎告知」です。幸い今日は待ち時間なしで観賞できました。ちなみに第1会場は「受胎告知」のみ。並んでゆっくり移動しながらの鑑賞です。昔、隣の動物園でランラン、カンカン見たの思い出しました(^_^;)。そういえば小さかったせいか「モナリザ」は行きませんでした。作品自体は完璧で非の打ち所がありません。ただ、構図にしろ何にしろ完璧すぎて心に迫ることも何故かありませんでした。晩年の「最後の晩餐」の鬼気迫るような迫力が、まだ若さ故か無いように思えました。(オイオイ何を偉そうにとの突っ込みが聞こえてきます…)やはり私には人間としての弱さ、恐れがひしひしと伝わってくるモディリアーニが合っているみたいです。ちなみに第2会場はダ・ヴィンチ作と伝えられる「少年キリスト像」と作品解説シアター、ダ・ヴィンチのデッサンをもとにした模型やダ・ヴィンチが参考にした書物の複製などの展示です。ダ・ヴィンチといえば万物に渡るその緻密なデッサンが残されているので是非、オリジナルを見てみたかったものです。以前ダ・ヴィンチ展でそれらを見たことがあるので、またあの緻密な筋肉や人体のデッサンが見られるかと期待していたのですが、残念でした。 |