6月3日(日)曇のち晴
気が付くともう6月、今年も半分が過ぎようとしています。今日は久々の「秩父味紀行」の3回目。ゲストブックにもしばしば書き込んでいただいている「みやび庵」さんに美味しいお蕎麦をいただきに伺いました…
      

秩父は隠れた蕎麦の里。古くから痩せた土地でも育つ蕎麦が栽培され、美味しい水と相まって家庭でも普通に蕎麦が打たれていました。そのためか蕎麦屋もたくさんあります。たいてい秩父の蕎麦は蕎麦の皮も一緒に挽くいわゆる「いなかそば」ですが、みやびさんの蕎麦は蕎麦の中心部だけを使う「さらしなそば」で、それも十割蕎麦なのです。しかも使用する水も清酒の仕込にも使われる武甲山の伏流水を使用するという拘りようです。いわゆるそばそばしい蕎麦と違い、蕎麦の香り豊かでコシもあり、のど越しよく一度食べたら忘れられないくらい印象的な味です。「いなかそば」とは別物の、その蕎麦本来の香りを味わえる蕎麦なのです。つゆなしでも十分美味しい蕎麦ですが、つゆも甘すぎず辛すぎずカツオのだしの効いた絶品で蕎麦の美味さを引き立てています。写真は信州黒姫産の蕎麦粒を雪の中で晒して熟成させ甘味を引きだした「寒晒し蕎麦きり」です。
          


実は厚焼きタマゴもお奨めです。ほんのりと甘さの乗った絶品で、特に若い娘に大評判です(^_^;)
詳しくは「みやび庵」さんのホームページをご覧下さい。

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