7月15日(月)晴れ |
今日は暑いながらも風爽やかな一日でした… |
世間では3連休でしたが、私は通常通り日・月の2連休(^_^;)
土日は時間的にSLしか撮れませんでしたが、赤プレートをフィーチャーして見ました。EOS 5D Mark II EF300mm
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今日で特別仕様も終わりです。今週末からは通常仕様に戻るので撮り鉄さんも減ることでしょう。
これでゆっくりじっくり撮影できます(^_^) EOS 5D Mark II EF24〜105mm
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今日は東京で気になっている展覧会を2つ見てきました。
東京駅の東京ステーションギャラリーの「エミール・クラウスとベルギーの印象派」展と江戸東京博物館の「ファインバーグ・コレクション」展です。どちらも会期が今日まででしたので慌てて行ってきました(^_^;)
フランスで始まった前衛芸術運動である印象派、それらに影響、あるいは否定しながら独自の画風を確立したゴッホやゴーギャン等の後期印象派、そしてその影響を受けるエミール・クラウスらのベルギー印象派ですが、
ルミニスム(光輝主義)という言葉に代表されるように明らかにフランスの印象派とは一線を画す絵画です。
逆光で捉えられた人物、水面に映る牛達、冬の日差しを受ける冬枯れの森、夏の木陰に戯れる子ども、そして黄昏れるロンドンの街…これほどまでにその場の空気が感じられる作品は、フランスの印象派でもなかなかありません。
遠くから絵画に近づくと突然人物がリアルに浮かび上がり、その場の風や薫り、音までもが聞こえてきそうです。
主題の引き立て方、色彩、構図、すべてが素直に心に響きます。絵の中に余計なものが全くなく必要な要素がすべて揃っているからでしょう。
エミール・クラウスの影響を受けた太田喜二郎、児島虎二郎の作品も同時に鑑賞できますがやはり違います。
何か余計なものがある、あるいは主題の引き立て方が弱く感じられます。コローから印象派、そしてエミール・クラウスへと続く脈絡の完成を感じました。
大満足の展覧会でした(^_^) 次回は東横線直通で横浜美術館です…(^_^;) Canon IXY Digital 510IS
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